『アートフラワー材料についての豆知識の輪』
アートフラワー生地 〜糊質編〜
*取扱商品名や種類は業者によって異なります。
下記は風花で取り扱ってます商品を元に記載しています。
目次
①糊とは?
②糊の種類は?
③糊の違いは?
④糊質の違いによる作りわけ
①糊とは?
アートフラワーの生地には糊付けがされていて
お花の形を形成しやすいようになっています。
アートフラワーを作る際に、選ぶ生地の種類で
お花の風合いが変わってくるのはもちろん、
選ぶ糊質でさら雰囲気に変化がでます。
②糊の種類
糊質は特殊糊、固糊、中固糊、糊引き、中糊、ソフト、の
約6種類あります。
生地の種類と合わせると『生地の種類』+『糊質』となり、
うす絹では以下のようになります。
うす絹 固糊
うす絹 中糊
うす絹 ソフト
と同じうす絹でも糊が3種類あります。
Point!
糊の種類は選ぶ生地によって、固糊だけの生地や中糊だけの生地もあります。
③糊質の違いとは
糊の濃度を濃くすることでかたい生地となっていき、
逆に糊の濃度を薄くすることで柔らかい生地となっていきます。
名前の通り固糊と中糊では固糊の方が糊の濃度が濃く、かたい生地となっています。
④糊質の違いによる作りわけ
特殊糊
固糊より硬く非常にしっかりとした風合いを表現できる生地。
固糊
コテをあてた時に跡がつきやすい。ほつれにくい。
花のイメージがしっかりとしたものや、
ファッション性のあるもので型くずれを起こしたくないものに使用。
中固糊
中糊と固糊の良いところの特性を担った糊質です。
ほつれにくくもなく、お花の柔らかい風合いを出せます。
中糊・糊引き
生花などにより近づける表現する際に使用したり、
柔らかい風合いを演出する時に使います。
ソフト
実物を包む時などに糊がないと包みにくくので、使用します。
以上アートフラワー生地の糊質についてです。
生地の種類選びの時に糊質も意識して選ぶと
より自分のイメージするお花作りができますね!
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